「とりあえず生で!」を卒業する第一歩  「エール」と「ラガー」の決定的な違い


この記事でわかること

  • エールとラガー、たった2つを知れば選べるようになる理由
  • 「難しそう」が「ちょっと飲んでみたい」に変わるヒント

  

目次(📖 読了時間:約5分

  1. 「とりあえず生で!」という合言葉
  2. ビールはたった2種類に分けられる—エールとラガーの話
  3. 「ラガー」ってなに?—毎日飲んでいたのはこれ!
  4. 「エール」ってなに?—クラフトビールの主役はこっち?
  5. じゃあ、何を選べばいいの?—初心者の最初の1本
  6. まとめ:今夜、1本だけ冒険してみませんか?

1.「とりあえず生で!」という合言葉

居酒屋で「ドリンクどうしますか?」と聞かれた時、
とりあえず「生で!」と答えた経験、ありませんか?

特に大人数の飲み会だと、メニューを開いて選ぶ時間はあまりないし、
お店の方の負担や提供スピード、そして注文をまとめてくれる
幹事の方のことも考えて…「とりあえず生で!」が合言葉。

この言葉には日本人の「和を尊ぶ(空気を読む)」心理が込められている気がします。

そんな「とりあえず生で!」で20代前半を過ごしてきた私が、
初めてクラフトビールのお店に行ったとき、メニューが書いてある看板を見たら、
見たことのない名前がズラリ。

「IPA」「スタウト」「ヴァイツェン」…。読み方すらわからない。
その場でとりあえず一番上を指さしてオーダーしたことを覚えています。

クラフトビールってなんだかハードルが高いぞ…!
そう思っていましたが、あることを知ってから私のイメージがガラッと変わりました。

それが「エール」と「ラガー」の違い、たった2つだけ。
これを知るだけで、あのメニューが急に「読める地図」に変わったんです。


2.ビールはたった2種類に分けられる—エールとラガーの話

世の中には何百種類ものビールがあります。でも、実はそのほぼすべてが
「エール」か「ラガー」のどちらかに属しています。

この2つの違いは、ひとことで言うと酵母の種類と発酵の温度」

「え、酵母?」と思った方、安心してください!難しい話は一切ありません!

  • ラガー:低温でじっくり発酵させるビール
  • エール:常温で短期間に発酵させるビール

たったこれだけです。でも、これがビールの「性格」を大きく変えるんです。


3.「ラガー」ってなに?—毎日飲んでいたのはこれ

日本で広く親しまれている大手メーカーのビールのほとんどは
ピルスナー」という種類に分類されます。そして、このピルスナーは、
大きく分けると「ラガー」
というグループの仲間です。

ラガーの特徴を一言で言えば、「キレ・のどごし・爽快感」

低温でゆっくり発酵させることで、雑味が少なく、透き通った味わいになります。
暑い夏にゴクゴク飲みたくなる、あの爽やかさはラガーならでは。

「のどごし命!」「食事の邪魔をしないビールが好き」という方には、ラガーがぴったり。

日本人がビールに抱くイメージのほとんどは、このラガーが作り上げたもの。
つまり私たちはこれまで、この「ラガー(ピルスナー)」という王道を極めてきたわけです。


4.「エール」ってなに?—クラフトビールの主役はこっち?

一方、エールは常温で発酵させるため、酵母が活発に働き、
フルーティーな香りや複雑な味わいが生まれます。

たとえば、こんな風味のものがあります:

  • マンゴーやパッションフルーツのような熱帯フルーツの香り(IPA)
  • バナナやクローブの甘いスパイス感(ヴァイツェン)
  • チョコレートやコーヒーのような深みとコク(スタウト・ポーター)

「ビールってこんな味もするの!?」という驚きは、エールから生まれることが多いように思います。

実は歴史的にはエールの方がずっと古く、ラガーが普及したのはここ150年ほどのこと。
人類が長い年月をかけて育んできた多彩な味わいが、エールの世界には詰まっているんです。


5.じゃあ、何を選べばいいの?—初心者の最初の1本

「なんとなくわかった気はするけど、何を買えばいいの?」

そんな方にひとつだけアドバイスを。

最初は『ペールエール』、または『ヘイジーIPA』から始めてみてください!

ペールエールはエールの中でも比較的飲みやすく、
バランスが良く飲みやすくフルーティーでほんのり苦味がある、
クラフトビール入門として最もおすすめのスタイルです。

▼Four Dimensions(フォー・ディメンションズ) 【ペールエール】

そして近年大人気の『ヘイジーIPA』は、苦味が少なく
トロピカルジュースのようにフルーティーで、
『これがビール!?』と驚くこと間違いなしのスタイルです。

▼Magic Flavour (マジック・フレーバー) 【オートクリームヘイジーIPA】

大切なのは「正解を選ぼう」と頑張らないこと。失敗しても、それもまた「好みの発見」です。


6.まとめ:今夜、1本だけ冒険してみませんか?

「エール」と「ラガー」—たった2つの言葉を知るだけで、クラフトビールの世界が一気に近くなりませんでしたか?

難しい知識はいりません。好みがあればそれが正解です。

毎日の「とりあえず生」に少しだけ飽きてきたなと感じたとき、ぜひクラフトビールを1本手に取ってみてください。

その1本が、あなたにとっての「ビール、もっとおもしろいかも」の始まりになるかもしれません。


アワーブルーイングでは、クラフトビール初心者の方にも
楽しんでいただけるビールを丁寧に醸造しています。


「まず1本、試してみたい」という方は、ぜひオンラインショップを覗いてみてください。きっと、あなたの「はじめての1本」が見つかるはずです。

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