【今月のホップ深掘り辞典その2】 定番ビール「Magic Flavour」を徹底解剖&エース級ホップ「Citra」を解説!

 

OUR BREWINGの定番「Hoppy Hour」と「Magic Flavour」には、
「シングルホップ(1種類のみ)× 仕込みごとに品種が変わる」という
面白い仕掛けがあります。

同じ名前でも出会うタイミングで表情が変わるこのシリーズ。

今回は新バッチのリリースに合わせて、ヘッドブルワーの中西を直撃!

今回の主役ホップ「Citra(シトラ)」の秘密と、
実は何回もブラッシュアップを重ねてきたという、
このビールの開発秘話を深掘りします!

 



1. 「Magic Flavour」は、大きく分けて5度の進化を経て今の形になった

ーー今回の深堀りホップ「Citra(シトラ)」の話の前に……実はこのビール、最初から今のレシピだったわけじゃないって本当ですか?

中西:そうなんです。実はバージョン1から数えると、今の形になるまでに大きく5回くらいレシピを大きくアップデートしてるんです。

最初はペールモルトやミューニックモルトを合わせていたんですが、飲んでみると「なんか違うな」と。そこからカラゴールドへの変更や、オーツの増量など、ベースの組み立てを何度もやり直しました。

ーー試行錯誤のポイントはどこだったんですか?

中西:一番大きかったのはベースモルトの組み立てと、アルコール度数の調整です。

コンペティションに出す際、「ヘイジーIPAとして、もっと飲み応えのあるボディ感を出したい!」と思って、アルコール度数を6.5%に上げてオーツを増量しました。初期のモルト感が強いスタイルから、今の「トロピカルでシルキーな味わい」に行き着くまで、少しずつ調整を重ねてきた結晶です!

 



2. 今回の主役『Citra(シトラ)』ってどんなホップ?

ーーそんなブルワーの執念が詰まったベースに、今回は満を持して『Citra(シトラ)』が投入されましたね!

中西:シトラはもう、クラフトビール好きなら誰もが知る、王道中の王道、エース的なホップですね。2007年に正式リリースされましたが、なんと開発実験自体は1990年から始まっていたという歴史あるホップです。

「パイナップルやマンゴーのような南国フルーツ感」。これは当時のホップにはほとんど感じられなかった味わいで、ビール業界に衝撃を与え、瞬く間にエースへと昇り詰めました。昨今は個性豊かな新品種も増えていますが、シトラの持つ圧倒的なトロピカル感は、やっぱりHazy IPAにおいて唯一無二。まさにエリートホップの名にふさわしい存在です。

 



3. 実際、今回の仕上がりと、おすすめの楽しみ方

ーー実際に完成した「Magic Flavour(Citraバッチ)」、手応えはいかがですか?

中西:いやー美味しく出来上がりましたね!シトラの個性がダイレクトに表現されていて、めちゃくちゃ手応えがあります!シトラ特有のトロピカルなアロマがしっかり出つつ、後味はシャープでキレ良くまとまったので、何杯でも飲み進めたくなる仕上がりになりました。

ーーこのシトラバッチを最高に楽しむなら?

中西

  • 温度:個人的には、しっかり冷えた状態でグイッといくのがおすすめですね!
  • ペアリング肉汁たっぷりのハンバーガー!シトラのトロピカルな甘みと肉の塩気が最高に合いますね。

ぜひマジックフレーバーと料理のペアリングも楽しんでいただきたいです!

 



進化し続ける「Magic Flavour」をその手に

試行錯誤を重ねて辿り着いた抜群のベースと、業界を震撼させたエースホップ「Citra」の融合。

今しか味わえないジューシーな一杯を、ぜひお楽しみください!次はどんな香りに出会えるか、次回のバッチもお楽しみに!

 

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