アワーブルーイングの2種類のビールが 「ジャパン・グレート・ビア・アワーズ2023」に入賞しました。

2023年2月4日、5日に神奈川県横浜市で行われた国産ビールの品評会「ジャパン・グレートビア・アワーズ2023」(主催:日本地ビール協会)において2個のメダルを獲得しました。

うち一つのビールには原料の一部に福井県産のふくこむぎを使用しています。

ビールの発売を開始してからわずか半年以内での受賞であり、福井県勢で唯一の入賞となりました。

【ザ・ファーストバッチDH:銀賞】
【ジャーニー:銅賞】

■ジャパン・グレートビア・アワーズ2023

 「ジャパン・グレートビア・アワーズ2023」は、クラフトビールの品質向上に資するため、日本国内で醸造されるビールに特化した審査会で、今大会には132事業者から508銘柄(ボトル・缶部門331銘柄、樽部門177銘柄)がエントリーしました。

 同審査会では、「バランス」、「アフターテイスト」、「状態」の三点で秀でており、かつ飲む人の心に強く残る「魅力」を秘めたビールを高く評価するという方針のもと、数値による絶対評価で採点する方式が採用されています。ビール単体の魅力を客観的数値で評価し、所定の点数を獲得したビールには全て賞が授与されるというのが「ジャパン・グレートビア・アワーズ」の大きな特徴です。

 ボトル・缶部門では、金賞(50点満点中45点以上)が31銘柄、銀賞(50点満点中42点以上)が89銘柄、銅賞(50点満点中40点以上)95銘柄が受賞し、樽部門では、金賞が19銘柄、銀賞が66銘柄、銅賞が43銘柄受賞し、両部門合わせた受賞ビールの総数は343銘柄でした。福井県勢ではアワーブルーイングのみが受賞しました。

 アワーブルーイングは、樽部門に「ザ・ファースト・バッチDH」と「ジャーニー」を出品し、それぞれ銀賞と銅賞を受賞しました。どちらのビールも株式会社越の磯(福井市大宮)とコラボレーションして製造しているほか、「ジャーニー」の原料の一部に福井県産のふくこむぎが使用しています。どちらのビールも、アワーブルーイングのオンラインショップや県内のリカーショップでお買い求めいただけます。

 

部門

ビール名

ビアスタイル(カテゴリー)

樽部門

ザ・ファースト・バッチDH

アメリカンスタイル・ストロングペールエール

銀賞

ジャーニー

ジューシーまたはヘイジー・ストロング・ペールエール

銅賞

 

■商品紹介

【ザ・ファースト・バッチDH(銀賞)】

 アワーブルーイングの定番ビール「ザ・ファースト・バッチ」に、柑橘系ホップの王道「シトラ」と、土や草のような大地を思わせるユニークなアロマが特徴の「シムコー」をドライホップ(発酵タンクに直接ホップを投入する製法のこと)。2種類のホップによる芳醇な香りをお楽しみ頂けます。酵母にはアメリカンエールイーストをチョイスし、ドライに仕上げました。ホップと酵母の組み合わせにより、ホップ由来のしっかりとした苦味を感じつつ、カラメルモルト由来のコクを楽しめるようなビールに仕上がりました。

【ジャーニー(銅賞)】

 福井県初にして、アワーブルーイング初のIPA(インディア・ペール・エール)。原料の一部に福井県産ふくこむぎを使っています。ホッピーでジューシーでありつつもキレのある味わいは、すぐに次の1口が欲しくなること請け合いです。ライチや白ブドウのようなホップアロマが香る爽やかなこの一杯は、あなたのビールの概念を大きく変えることでしょう。アルコールの高さを感じさせない、ライトでありつつも本格的なIPAになりました。ラベルは、ふるさと福井の街を颯爽と走る様子を表現しています。

 

■アワーブルーイングについて

 ここ数年の全国的なクラフトビールブームにより、2021年12月末時点で日本全国のビール醸造所は559件と、この10年で約2.5倍に増えており、その数は伸び続けています。クラフトビール大国のアメリカではビール醸造所数が9000件を超え、ビール全体に占めるクラフトビールのシェアは10%を超えています。日本のクラフトビールの出荷量も、米国市場に倣うように年々大幅に増加しています。

 その一方で、福井県のビール醸造所数は3つ(全国45位)しかなく、ここ20年間で1件も増えていません。北信越地域では、長野県に22件、新潟県に15件、富山県に7件、石川県に5件の醸造所があることを考えると、福井県のクラフトビールはまだまだ発展の余地があると考えられます。

 アワーブルーイングは、平成生まれ福井育ちの2人によって、2022年8月よりビールを発売しています。2人ともクラフトビールの醸造経験があり、1人は東京、1人は大阪で経験を積んできました。近く福井県内で醸造所を作り、その土地で作られた産品を使ったビールを通じて、老若男女が楽しみながら交流できる場を作る予定です。

 今後も私たちは、県内で20年ぶりとなるビール醸造所設立を目指しながら、ご縁のある醸造所と一緒に個性的なビールを一つ一つ丁寧に醸造していきます。

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